2018.06.01
江戸の面影を感じる「旧芝離宮恩賜庭園」
今回は現存する江戸初期の大名庭園の一つである「旧芝離宮恩賜庭園」をご紹介します。以前こちらで紹介させていただきました浜離宮恩賜庭園に比べてコンパクトな造りとなっており、見所が凝縮された回遊式庭園です。
泉水を中心とした庭園の周りには勇壮な石組が施されており、山渓を流れ落ちる滝を彷彿とさせる「枯滝」や、中国で仙人が住むと言われる「蓬莱山」を表した中島は一見の価値があります。また、1年を通じて四季折々の花を楽しむことができ、春は桜のほかにも藤やボタン、さつきなどが綺麗に花を咲かせます。
浜離宮恩賜庭園とは徒歩15分程度の距離に位置し、両庭園をセットでお楽しみいただける「園結びチケット」も昨年より販売されておりますので、江戸時代の面影を探しながら散策してみてはいかがでしょうか。
旧芝離宮恩賜庭園
開園時間 | 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで) |
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入園料 | 一般 150円、65歳以上 70円 (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料) |
WEBサイト | https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index029.html |
四季折々、様々な庭園の表情をご覧に是非足をお運びくださいませ。
フロントスタッフ
*掲載日時点の内容です。