今回は、札幌市東区にある「モエレ沼公園」をご紹介します。

　モエレ沼公園は、札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという「環状グリーンベルト構想」における拠点公園として設計された札幌市の総合公園です。また、基本設計は世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが手がけ、「公園全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに造成されております。広大な土地には幾何学形態を多用した山や噴水、遊具が配置されており、自然とアートが融合した美しい景観を楽しめます。

　毎年9月には大きなイベントである「モエレ沼芸術花火」が開催され、多くの人が足を運びます。花火と音楽とのシンクロが抜群で、鳥肌が立つほど感動が体験できるでしょう。また、公園の中央には大きな「海の噴水」があります。40分のロングプログラムと15分のショートプログラムがあり、1日に3.4回運転しています。夜には様々に変化する色でライトアップされ、昼とはまた違った表情を見ることができます。
海の噴水運転期間：2020年4月25日～10月20日（予定）

　市民はもちろん、観光客にも大変人気のある公園です。公園のシンボルともいえるモエレ山は徒歩で気軽に登れますので、頂上からぜひ札幌の景色を眺めてみてください。

※一部施設を閉鎖している場合がございます。詳細はモエレ沼公園WEBサイトをご確認ください。